
自社のアカウントを設計しましょう<書込みシート付き>でアカウント設計は行えましたか? レッスンの最終回は「キーワード選び」において、おさえておいていただきたい事をご紹介します。
「完全一致」と「部分一致」の違い
検索広告では、登録キーワードと全く同じ文字列でインターネットユーザーが検索した場合だけ、広告が掲載されるとは限りません。たとえば、「ギフト 内祝い」で検索された場合、広告主様が登録しているキーワードで一字一句違わない場合のみ広告を表示することもあれば、関連しそうな「プレゼント 内祝」と検索された場合にも広告を表示する場合もあります。
このように、登録キーワードに対してインターネットユーザーが検索に使用した文字列がどのような形式の場合に広告を表示するかは、広告主様が設定する「マッチタイプ」によって決定されます。
「マッチタイプ」には複数ありますが、まずは「完全一致」と「部分一致」の違いをマスターしましょう。
■完全一致
登録キーワードとユーザーの検索キーワードが一致した場合に広告を表示します。
■部分一致
登録キーワードの類義語や関連性のある検索キーワードに対しても、広告を表示します。
したがって、「部分一致」での設定はマッチタイプの中で、最も多く広告が表示されることになります。広告の表示機会が増えますが、場合によっては想定と異なるターゲットに広告が表示されることもあります。
上記の通り、完全一致にするか、部分一致にするかで(マッチタイプ次第で)、広告が掲載される条件が大きく変わることがわかりますね。
それでは、どのような場合に、「完全一致」または「部分一致」に登録するのがよいのでしょうか。広告掲載の目的や広告予算により異なりますが、登録するキーワードの種類もマッチタイプを決める一つの判断基準となります。
ビッグキーワードとスモールキーワード
■ビッグキーワードの活用方法
例えば、多くのユーザーが検索する可能性がある「野菜」というキーワード(これをビッグキーワードと言います)の場合、このキーワードへの入札も多いことが一般的です。つまり、入札単価が高いことが想定されるビッグキーワードを「部分一致」で登録した場合、関連性があると判定された複数のキーワードで多くの広告が掲載・クリックされて、あっという間に広告料金が消化されてしまう可能性があります。
ビッグキーワードを登録する際は、まずは「完全一致」で登録することをお勧めします。
■スモールキーワードの活用方法
一方で、「三浦大根 ふるさと納税 特典」など、ニッチなキーワードを登録する場合(これをスモールキーワードと言います)に「完全一致」で登録してしまうと、ほとんど広告が掲載されない状態に陥ってしまう可能性があります。
スモールキーワードを登録する際は、「部分一致」で登録することをお勧めいたします。
複数の広告グループに同じキーワードを登録すると、広告の品質悪化を招き、表示回数も減少
キーワードを登録する際は、同じキーワードを複数の広告グループに登録しないようにしましょう。 複数の広告グループに同じキーワードが設定されてしまうと、配信システムがどの広告を引き当てれば良いのか混乱し、広告表示回数が分散してしまいます。それによって広告の品質悪化に繋がり、広告表示回数を低下させてしまう現象がおきます。同じキーワードは1つの広告グループにのみ設定を行ってください。
まとめ
アカウント設計シートで整理をした訴求ポイントや、インターネットユーザーが検索しそうな言葉をもとに、キーワードを登録しましょう。
キーワードを登録する際は、マッチタイプの設定も必要となります。キーワードの種類(ビッグキーワードかスモールキーワード)に応じてマッチタイプを決定しましょう。
4つの記事にわたって、はじめてアカウントを作成する方向けにおさえていただきたいポイントをご紹介しました。貴社のアカウント構造はおおむね決まりましたか? それでは、検討した内容を元に、早速作成を行いましょう。
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