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運用テクニック 公開日:2022.08.15

品質インデックスを上げるには

検索広告

広告の品質を表す「品質インデックス」


広告の品質は広告の有用性・利便性を評価したものです。 「広告の品質」については可視化されていないため、具体的な品質を表す数値についてはキーワードごとに表示される品質インデックスを参考値として確認できます。

品質インデックスは、クリック率などの実績にもとづいて決定されます。品質が上がると、広告がより上位に掲載されやすくなり、さらにクリックされるようになります。そしてクリック率が改善されると、さらに品質が上がり......というように、成果につなげるための上昇気流に乗ることができるのです。


まず、広告管理ツールで品質インデックスを確認してみましょう。成績のよくない品質インデックスが見つかったら、さっそく改善するための対応を始めましょう。

※UPDATE情報 品質インデックスの構成要素が新たに追加されました!




品質インデックスを構成する要素に「ランディングページの利便性」「広告の関連性」が追加されました。 広告管理ツールのキーワード一覧画面やパフォーマンスレポートのキーワードレポートで、各評価について確認できます。 品質インデックスを構成する要素をより詳細に確認できるようになったことで、広告の品質改善が検討しやすくなります。

詳しい評価指標の確認方法については以下ご参照ください。
≫ 品質インデックスと算出要素の評価値を確認する


品質インデックス改善のポイント


品質インデックスを上げるための方法はさまざまですが、クリック率の改善から取り組まれることをおすすめします。以下の4つのポイントを参考に、さっそく行いましょう。
(1)広告文を見直す
(2)キーワードと広告の関連性を見直す
(3) 適切なキーワード検索で広告を表示する
(4) ランディングページの見直し

1. 広告文を見直す


広告文を一度作ってそのままでは、なかなか良いクリック率になりません。訴求ポイントを変えた広告を複数作って成果を比較したり、季節やトレンドを取り入れた表現に変更してみたりと、改善を続けましょう。

≫ テキスト広告の効果的なA/Bテストのやり方は?

クリック率向上のために活用したい「広告表示アセット(旧 広告表示オプション)」

クリック率を上げるために、広告表示アセットの設定もおすすめです。設定することで広告掲載枠内に追加で情報を掲載でき、タイトルや説明文で訴求しきれなかったテキスト文や、サイト内の個別のページに直接誘導できるテキストリンクを追加出来ます。


これにより、広告のスペースが広がることからユーザーの視認性が高まり、クリック率が上がる可能性があります。

≫ 広告の訴求力をアップさせる[広告表示アセット]とは?

2. キーワードと広告の関連性を見直す


広告グループは、単純にキーワードを管理しやすくするためだけの存在ではありません。 広告グループを適切に構築することで、クリック率を向上させ、キーワードの品質を引き上げ、掲載順位アップへと導くことが可能になります。

下記の広告グループの場合、「バッグ 通販」や「バッグ 格安」は、キーワードと広告文との関連性が高いため、クリック率が高く、品質インデックスも高い状態です。一方で、「かわいいバッグ」と「バッグ レディー」は、クリック率が低く、品質インデックスが低くなっています。 このように、広告グループ内では、登録済みのどのキーワードで検索された場合でも関連性が高い広告が表示されるようにしましょう。

3. 適切なキーワード検索で広告を表示する


関連性の低いキーワード検索での広告表示が多いと、クリック率の低下に繋がってしまうため、対象外キーワードの登録をおすすめします。不要なキーワード検索での広告表示を避けることで、クリック率を上げ、品質インデックスの向上に繋がります。

4. ランディングページの見直し


ユーザーにとってランディングページの利便性が高いか(広告をクリックしたユーザーにとって関連性の高いページであるのか)どうかも大事な指標の1つです。 ランディングページの見直しを行うことで品質向上に繋がるかもしれません。

品質インデックスの低いキーワードをそのままにしておくと、広告の品質悪化に繋がります。 品質インデックスの改善し、効果的な広告配信を目指しましょう!

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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