
あなたは、何を基準にターゲティングを設定していますか?
- 「うちの商品は20代女性向けだから」
- 「東京にしかお店がないから」
- 「平日のほうが売れる気がするから」
もし、上記のような前提のもとにターゲティングを設定しているなら、せっかくの見込み顧客を逃しているかもしれません。
もちろん、一番力を入れたい対象は現在ターゲティングしているインターネットユーザーなので、そのままでかまいません。
しかし、ターゲティングの対象から外れているために広告配信されないインターネットユーザーの中にあなたの商品を求めている人が潜んでいるとしたら、見込み顧客を獲得するチャンスを自ら逃していることになります。
ターゲティングとは…?
ディスプレイ広告(運用型) の「ターゲティング」では、「性別」「年齢」「地域」といった属性や、「オーディエンスカテゴリー」「サイトカテゴリー」などの条件でターゲットを絞って広告を表示できます。
≫ ディスプレイ広告(運用型)で設定できるターゲティング
2段構えの広告グループで見込み顧客を逃さない
ユーザー属性が明らかな商材を扱っている場合、コンバージョン(成約)しやすいインターネットユーザーにターゲットを絞った広告配信は、広告費を効率よく 使うためにとても重要です。
例えば、あなたが「20代から30代の女性をメインターゲットとしたファッション通販」の広告を配信する場合、ターゲットの対象はどのように設定しますか? 多くの場合、メインターゲットとなる条件だけに絞って、下記のようにターゲティングすることになります。

実践!ターゲティング外に潜む優良顧客をリサーチするキャンペーン構成
キャンペーン構成のポイントは2つ。属性に合わせた「入札価格」と「広告文」
今回は、「20代から30代の女性をメインターゲットとしたファッション通販」を例に、実際にキャンペーン構成を考えてみましょう。広告グループは「メインターゲット」と「リサーチ用ターゲット(ターゲティングなし)」の2種類を作成します。
まず、商品やサービスの「メインターゲット」の広告グループを作成します。後から分析しやすいように、属性ごとに20代と30代で分けて作成しておきましょう。
「メインターゲット」はユーザー属性が明確なので、性別・年代などから具体的な人物像をイメージして広告文を作成します。
広告文にターゲティングした属性や、具体的な商品名や特徴、メリットの明確な説明を含めるのも効果的です。最も優先して表示させたい広告なので、予算、入札価格は次で説明する「リサーチ用ターゲット」の広告グループよりも高めに設定します。
次に、「リサーチ用ターゲット」の広告グループを作成します。この広告グループは、どんなユーザーがコンバージョンにつながるのかをリサーチするために潜在顧客に向けてアプローチすることが目的なので、広範囲のユーザーに向けた広告文を作成します。
新たなターゲット属性を見極める目的で配信するため、予算、入札価格は「メインターゲット」より低くしてかまいません。
≫ 広告グループを作成する
≫ 【運用型の効果的な利用のために①】 アカウント構造の見直し
ここが重要! 広告配信後の分析と最適化が成功のカギ
半月から1カ月程度の期間広告を配信したら、広告グループレポートでパフォーマンスのよい属性を確認しましょう。
レポートの作成方法は下記のページをご確認ください。
レポートを作成したら、どの広告がどんな属性のユーザーでコンバージョンを獲得しているのかを確認しましょう。
メインターゲット以外に効率よくコンバージョンを獲得できている属性を見つけたら、その属性を新しい広告グループとして独立させ、その属性のユーザーに合わせた広告文を作成することで、コンバージョン獲得までの効率をさらに高めることが可能になります。
メインターゲットへの訴求を続けながら新たな見込み顧客を探求する。2種類の広告グループを上手に使って、売り上げ向上のサイクルを継続していきましょう。
学んだ内容を広告運用に活かしましょう
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