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運用テクニック 公開日:2020.12.24

変化する検索クエリーへの対応策をご紹介

検索広告

検索広告において毎月新しいクエリーが発生


「クエリー」とは、膨大なデータベースの中から特定の情報を抽出するため、検索時に使用するキーワードのことを指します。検索広告では、インターネットユーザーが検索したキーワードのことを「検索クエリー」と呼びます。

実は、検索広告において全体の15%のクエリーは新しいクエリーで発生しています。これはつまり、毎月その新しい検索クエリーに対応した検索キーワードを追加をしていかないとユーザーの取りこぼしにつながることを意味します。

毎月変化する検索クエリーの予測は不可能


人が考え付くキーワードには限界があり、毎月変化する検索クエリーを予測し続けることは不可能です。また、完全一致で 登録すると変化するクエリーに対応ができません。

変化する検索クエリーへの対応策

フレーズ一致の活用

  • フレーズ一致でキーワード追加
  • 完全一致からのマッチタイプの変更も有効

フレーズ一致では、完全一致よりややターゲットを広げた、特定の見込み客にアピールできます。 キーワードに指定したフレーズの前後に他の語句を入れて検索された場合や、指定したキーワードと完全には一致していないが、類似している語句で検索された場合に広告が表示される場合があります。 予想できないようなクエリに対しても広告が表示され、ユーザーの取りこぼしを防ぐことができます。

新しいキーワードを登録する際に、「フレーズ一致」で追加するほかに、登録済みキーワードのマッチタイプを見直し、フレーズ一致へ変更することも有効です。

≫ マッチタイプについて
≫フレーズ一致について

なぜフレーズ一致が有効なのか


拡張幅が大きく、核となるキーワードが含まれるクエリーを拾えて、新クエリー対策にもなり 効果悪化の懸念はあるものの、部分一致よりリスクは低く、メンテナンスを実施することで安心して運用できるのがポイントです。

マッチタイプ 拡張幅 メリット 新規クエリー対策
完全一致 狙ったクエリーのみを拾える ×
フレーズ一致 狙ったフレーズが含まれるクエリーのみを拾える
部分一致 極大 幅広くクエリーを拾える

推奨メンテナンス方法

不必要なキーワードは対象外キーワードに登録


定期的な登録キーワードのメンテナンスを欠かさず、結果につながっていないキーワードは対象外キーワードに登録しましょう。
パフォーマンスレポートの作成で「検索クエリーレポート(※)」を作成し、 対象外キーワードツールで対象外キーワードの追加(設定)や削除、参照が可能です。

※広告が引き当てられた検索クエリー(検索キーワード)別のレポートのこと

自動運用ルールの活用も有効

キーワードの自動挿入機能の活用


キーワードだけメンテナンスをしても、実際に表示される広告クリエイティブ(タイトル・説明文)がキーワードとの親和性が高くないと実際のクリックにつながりません。
広告クリエイティブ(タイトル・説明文)の見直しも重要なポイントです。

キーワードの自動挿入機能を活用すれば、登録しているキーワードを広告文(タイトル、説明文)に自動で挿入できるため、キーワードとタイトル説明文の親和性を高めることが可能となります。

≫[キーワードの自動挿入機能]でクリック数アップ

関連リンク


≫ マッチタイプを見直す
≫ 適切なキーワードのみで広告を出す! 「対象外キーワード」とは?

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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