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Webマーケティング入門 公開日:2022.02.02

プレイスメントターゲティングとは? メリットや注意点、設定方法を徹底解説

Yahoo!広告

Web広告の担当者にとって、ターゲティングはWeb広告配信の精度を高めるのに役立ちます。なかでも「プレイスメントターゲティング」は、特定のWebサイトへの配信をピンポイントでコントロールできる便利な機能です。

本記事では、プレイスメントターゲティングの概要と使い方をご紹介します。プレイスメントターゲティングをよく理解し、効率よくWeb広告を運用しましょう。

プレイスメントターゲティングとは?

プレイスメントターゲティングとは、Web広告で使用するターゲティング機能の一つです。利用するWeb広告の配信対象先あるいは配信対象外とするWebサイトを特定するのに役立ちます。

プレイスメントターゲティングの仕組み

Web広告配信のターゲティングで用いられる絞り込み基準には、ユーザーの性別や職業などの属性情報のほか、関心事、スマートフォンやパソコンなどのデバイスの種別、ユーザーのIPアドレスやGPSから取得される位置情報などが含まれます。

プレイスメントターゲティングではWeb広告を配信したい、あるいは配信したくないWebサイトのURLを広告主側が配信設定で指定できるため、よりコントロール度が高いターゲティングが可能です。

プレイスメントターゲティングのメリット

プレイスメントターゲティングの活用により得られるメリットは2つあります。それぞれ詳しく解説します。

商品やサービスと相性のよい配信画面を指定できる

プレイスメントターゲティングでは、自社の商品やサービスとの相性がよい動画やアプリ、Webサイトなどを広告の配信先として選択可能です。相性の悪い広告は配信対象外から外し、余計なコストを削減できます。

例えば、化粧品会社が自社の新商品をWeb広告で宣伝したい場合、美容関係の情報サイトを配信先に設定することで、商材との関連度が高い配信先で表示される確率が高まり、より効率的な広告運用が見込めます。

親和性の高いユーザーに配信できる

自社の商材と相性のよいWebサイト、動画、アプリなどに配信先を絞り込むことで、商材との親和性が高いユーザーに絞ってWeb広告を表示できます

例えば、化粧品会社が新商品のWeb広告を特定の美容情報サイトに配信するように設定した場合、その美容情報サイトにアクセスしたユーザーの目にとまる確率が上がります。すでに美容に興味を持っているユーザーのため、興味を持ってクリックしてくれる可能性が高く、コンバージョンの向上が見込めるからです。

配信先ごとに入札単価を変えられる

プレイスメントターゲティングは、配信先ごとに入札単価を設定できるのが特徴です。例えば、成果が期待できる配信先の入札単価を高めに設定しておけば、その分広告が表示されやすくなります。反対に、あまり成果が出ていない配信先の入札単価を下げることで、無駄な広告費を抑えることができます。

このように配信先ごとに適切な入札単価を設定すれば、限られた予算のなかでより費用対効果の高い広告運用が可能です。

Yahoo!広告のプレイスメントターゲティングの特徴

Yahoo!広告のプレイスメントターゲティングでは、Yahoo! JAPAN内の各ページや提携しているパートナーサイトに対してターゲティングが可能です。掲載メディアの一覧は以下のとおりで、いずれも利用者の多いメディアのため幅広いユーザーにアプローチできます。

広告掲載メディア

プレイスメントターゲティングの注意点

Web広告配信を効率化する上で便利なプレイスメントターゲティングですが、活用には注意点もあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

広告が配信停止になる場合がある

プレイスメントターゲティングは、特定のサイトを指定して掲載するターゲティングです。Webサイトやアプリなどの一時的なサーバートラブルで広告が表示されなくなる可能性もあるほか、特定の広告主に対する広告停止措置が取られることで、突然広告配信が停止されるリスクがあります。また、指定したプレイスメント(広告の配信面)がすべて閉鎖された場合、広告配信が停止されてしまう可能性も考えられます。

いずれの場合も広告主側では掲載のコントロールができないため、配信中はそうしたリスクがあることを覚えておきましょう。

広告の配信量をあらかじめ予測しにくい

Webサイトごとの広告の配信量は把握できても、事前に広告の配信量を把握するのは困難です。例えば、それほどターゲットユーザーがアクセスしていないページで、気付かないうちに機会損失が起こっている可能性もあります。また、競合他社との間で広告枠を買い取る競争が起こると、広告費用が上がる恐れがあります。入札単価は低めに設定しておくとよいでしょう。

リーチできる数が減ってしまう

配信先のメディアを絞り込みすぎると、リーチできる数が減ってしまう点にも注意が必要です。特に新規顧客の獲得や認知拡大を目的に広告を配信する場合は、潜在層へのアプローチが難しくなることを理解したうえでターゲティングをおこないましょう。

運用開始直後は掲載メディアを絞りすぎず、効果を測定しながら成果の高い配信先に徐々に絞り込んでいくのがおすすめです。

プレイスメントターゲティングの設定方法

Yahoo!広告では、プレイスメントターゲティング機能が利用できます。ここでは、Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)でプレイスメントターゲティングの設定方法を詳しく解説します。

1. プレイスメントリストを作成する

Web広告の配信対象、もしくは配信対象外とするWebサイトのリストを作成します。個別のスマートフォンアプリのURLも追加できます。

プレイスメントリストには、配信対象もしくは配信対象外として広告グループに設定できる「標準リスト」と、広告グループに配信対象外としてのみ設定できる「除外専用リスト」の2種類があります。標準リストでは、1リストあたり最大1,000件まで、除外専用リストでは1リストあたり最大10,000件までURLの登録が可能です

プレイスメントリストの作成は、プレイスメントリストの管理画面でおこないます。広告管理ツールの右上にあるスパナのアイコンをクリックし、「共有ライブラリー」のプレイスメントリストをクリックすると表示されます。

登録するURL先は検索キーワードを指定して検索し、絞り込み機能を使用して絞り込みます。配信実績のあるURL候補一覧が最大10,000件まで表示され、URLごとに掲載される広告タイプと対応画像サイズを確認できます。また、参考値ではありますが、インプレッションとユーザーサイズがデバイスサイズ単位の合計で表示されます。

なお、URLは手動での入力も可能です。その場合は、「手動でURLを入力」を選択し、「ドメイン・ディレクトリ入力ルール」を参照しながら、URL入力欄で登録したいURLを入力します。

プレイスメントリストの作成は、以下で詳細をご確認ください。

プレイスメントリストの作成」について詳しく見る

2. プレイスメントターゲティングをおこなうキャンペーンと広告グループを用意する

Yahoo!広告の「広告管理ツール」にアクセスし、ディスプレイ広告(運用型)の新規キャンペーンを作成すると同時に、新規広告グループと広告を作成できます。すでに広告グループを作成済みの場合、この手順は不要です。

新規キャンペーンから作成する場合は、サイドメニュー(設定項目)で「キャンペーン作成」ボタンをクリックして、必要な操作をおこないます。

キャンペーン作成手順の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

キャンペーンを作成する」について詳しく見る

すでにキャンペーンは作成済みで、その配下に新しく広告グループを作成する場合は、「広告グループ」を選択し、「広告グループ作成」ボタンをクリックして、必要な操作をおこないます。

広告グループ作成の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

広告グループを作成する」について詳しく見る

3. プレイスメントリストを広告グループに設定する

最初に作成したプレイスメントリストを既存の広告グループ、あるいは新規に作成した広告グループに設定し、広告の配信対象もしくは配信対象外とするかを指定します。

なお、プレイスメントリストを広告グループに設定する方法には、プレイスメントターゲティング一覧画面の「編集」から広告グループを選択して設定する方法と、広告グループ作成画面または広告グループ設定画面から設定する方法の2通りがあります。

いずれの方法も、詳しい操作手順を以下のページで解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

プレイスメントリストを広告グループに設定する」について詳しく見る

4. プレイスメントターゲティングの実績値を確認する

インプレッション数やコンバージョン数などの実績値は、広告管理ツールの一覧画面もしくはパフォーマンスレポートから確認できます。広告管理ツールの一覧画面からは、測定指標ごとのグラフ表示や2つの期間の数値比較が可能です。パフォーマンスレポートは、レポート作成の基本項目にある「プレイスメントリスト名」や「プレイスメントリストID」を指定することで確認できます。

プレイスメントターゲティングの配信画面の選び方

プレイスメントターゲティングの活用で重要なのは、Web広告を表示させる配信画面の選定です。配信画面の選定に役立つ2つのポイントを解説します。

商品やサービスとの親和性から選ぶ

商品やサービスとの親和性が高い配信画面ほど、興味関心を持ちやすいユーザーにWeb広告を見てもらえる可能性が上がります。顧客の興味関心が高ければ高いほど、問い合わせフォームの入力や商品の購入など、Web広告の目的であるコンバージョンの向上が期待できます。

例えば、スポーツ用品メーカーがランニングシューズの新商品をWeb広告で宣伝するとします。この場合、健康意識の高いユーザーをターゲットにしたメディアに広告を掲載すれば、購買意欲が高いユーザーの目にとまる可能性が高まります。その結果、コンバージョンの向上につながるでしょう。

過去の配信実績から選ぶ

過去のWeb広告配信実績がある場合は、蓄積したデータを利用してコンバージョンが発生した広告配信先を探し、プレイスメントリストに追加してみましょう。コンバージョンが発生している広告配信先は、自社の商品やサービスとの親和性が高い可能性があります。過去の配信実績は、Web広告の広告管理画面から過去に配信したWeb広告のレポート機能を使って確認できます。

キーワードの検索結果の上位サイトから選ぶ

検索エンジンで上位表示されているサイトを配信先に選ぶのもひとつの方法です。検索結果上位サイトは多くのユーザーが訪問していると考えられ、広告を掲載できれば高い成果が期待できます。リスティング広告で成果が出ているキーワードがあるなら、そのキーワードで上位表示されているサイトを広告配信先に選んでみてください。

プレイスメントターゲティングの効率的な運用方法

最後に、プレイスメントターゲティングの効率的な運用方法を2つ紹介します。

ユーザー属性と組み合わせて運用する

より細かくターゲットを絞り込むには、プレイスメントターゲティングとユーザー属性によるターゲティングを組み合わせて運用する方法があります。これによって、特定のサイトを訪問した特定のユーザー層にアプローチが可能です。

例えば、配信先として美容系の情報サイトを指定し、ユーザー属性を30代の女性に指定すると、「美容情報に興味がある30代女性」に絞って広告配信ができます。このように商品やサービスを届けたいターゲット層と配信先を組み合わせることで、特定のユーザー層に効率的にアプローチできるようになります。

他の広告と組み合わせて運用する

Yahoo!広告の場合、プレイスメントターゲティングでYahoo! JAPANのポータルサイトだけを指定すれば、ディスプレイ広告をインフィード広告に近い形式で出稿できます。インフィード広告とは、ニュースアプリやSNSなどのタイムライン中に表示される広告のことです。メインコンテンツの間に広告を配信できてユーザーの目に触れやすいため、併せて活用してみてください。

インフィード広告の詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

インフィード広告」について詳しく見る

ディスプレイ広告(運用型)でインフィード広告のような配信をする方法」について詳しく知る

プレイスメントターゲティングで親和性の高いサイトへの配信を

プレイスメントターゲティングは、特定のWebサイトを配信対象に設定あるいは除外できる点が特徴です。上手に活用すれば、自社の商材と親和性の高いWebサイトでの配信が増え、コンバージョンの向上が期待できます。ただし、突然の広告配信停止には注意が必要です。

ターゲティングの経験や知識がなく難しいと感じている方は、ぜひYahoo!広告にお問い合わせください。初心者の方には専門スタッフが無料でアドバイスをおこなっております。ぜひご活用ください。

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