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リスティング広告の効果測定をするには? 具体的な指標を解説

リスティング広告を活用すれば、ユーザーが情報を求めたタイミングで広告を表示できます。しかしリスティング広告がどれだけ成果を上げ、売上に貢献しているかを測るには、適切な効果測定が重要です。

本記事では、リスティング広告で効果測定をおこなう際に必要な設定や見るべき指標を解説します。

リスティング広告の効果測定はなぜ、何のために必要?

リスティング広告に効果測定が必要な理由は、主に2つあります。

まず、広告の成果を最大化するためには「現在配信している広告がどれだけ成果を上げたか」を測る必要があります。
リスティング広告では、どの広告がどれだけ表示されクリックされたかを数値で確認できます。各広告への反応から課題や成果に繋がった箇所を洗い出せば、次に広告を作成する際の参考になります。

また、広告の運用コストを最適化するためにも効果測定が重要です。コストに対して期待どおりの成果が得られたか、利益につながったかを検証し、費用に対して十分な効果が得られなかった場合、広告の見直しが必要です。
無駄なコストを減らして費用対効果を高めるためにも、正しい効果測定が大切です。

効果測定をおこなうために必要な設定

リスティング広告で適切に効果測定をおこなうには、いくつかの設定が必要です。ポイントごとに見ていきましょう。

コンバージョンの設定

コンバージョンとは、購入や申し込みなど最終的にユーザーにアクションを起こしてほしい目標を指します。何人のユーザーがコンバージョンまで達したのかわかれば、そのリスティング広告がどれほどの効果を発揮しているのか、具体的に把握できます。

例えば、スポーツジムへの入会を訴求する広告の場合、無料カウンセリングの登録が1つのコンバージョンとなりえます。また、新商品の早期購入割引キャンペーンを宣伝する広告の場合は、実際にユーザーが割引を利用して購入完了したときにコンバージョンが成立します。
コンバージョンは広告の効果を測るための大切な指標なため、効果測定をおこなう際には設定が欠かせません。

ターゲットの設定

ターゲットは、リスティング広告を通じて商材を訴求したいユーザー像です。ターゲット設定では、性別、年齢、居住地、職業、会社でのポジションなどの属性を決定し、リアルな人物像を描くことで、適切なターゲティングが可能になります。また、ニーズの合わないユーザーへの広告掲載を防げるため、コストカットにもつながります。ターゲットが適切か判断するためにも、必ずターゲットの設定をおこないましょう。

予算や目標値の設定

リスティング広告に投じる予算と目標の数値化も、効果測定を実施する際に重要な設定項目です。広告にどれほどのコストを費やすか、また達成したいコンバージョン数も決めましょう。効果測定を実施した際に、広告の効果を判断するための基準になります。

例えばセミナー登録促進の広告なら、広告予算30万円に対して目標は登録者数200人、といった形で設定できます。広告を運用したあとに、設定した予算と目標値を比べて効果測定ができます。

リスティング広告の効果測定の指標

次に、リスティング広告の効果測定で使用される指標をご紹介します。

IMP(広告表示回数)

IMPはImpressionの略語で、広告の表示回数を示す指標です。クリックされた回数ではなく、広告が表示された数です。

リスティング広告でIMPが少ないのは、ユーザーの検索結果に表示されているあなたの広告の数が少ないことを意味します。この場合、設定されたキーワードと入札単価の見直しが必要です。一方、IMPが多いからとはいえ、広告運用が順調に進んでいるとは限りません。見込み度の低いユーザーの検索で表示されている可能性があるため、適切な判断が必要です。

CTR(クリック率)

CTRはClick Through Rateの略で、IMPに対して広告がクリックされた割合を示す指標です。リスティング広告の内容が、どれほどのユーザーの興味を惹きつけたのか測ることができます。CTRは、次の計算式で算出されます。

CTR (%)=クリック数÷IMP×100

CTRが高いことは、広告に興味を示したユーザーの興味を惹く広告文やクリエイティブであると考えられます。CTRが低い場合は、ユーザーに興味を持ってもらえていない広告であるため、広告文の内容やキーワードの見直しが必要です。

CVR(コンバージョン率)

CVRはConversion Rateの略で、広告の最終成果であるコンバージョンの発生割合を示す指標です。そのため、効果測定では特に重要な指標のひとつです。コンバージョンの定義は、広告の目的ごとに異なります。CVRは、次の計算式で算出されます。

CVR (%)=コンバージョン数÷クリック数×100

CVRが高いことは、広告をクリックしたユーザーのうち、成果につながった割合が大きいことを意味します。CVRが低いことは、広告がクリックされたのにもかかわらず、成果には結びつかずWebページを離れる割合が大きいことを意味します。広告の内容やキーワードの選定、あるいはランディングページなどの見直しが必要です。

CPC(クリック単価)

CPCはCost Per Clickの略で、クリック1回あたりの平均費用を示す指標です。次の計算式で算出されます。

CPC=広告コスト÷クリック数

CPCが低いことは、ユーザーを広告からWebサイトへ流入させるコストが安いことを意味します。同じ広告予算内でより多くのユーザーをWebサイトに送客できるため、広告の費用対効果が高くなるケースが多いといえます。

CPCが高いことは、ユーザーを広告からWebサイトへ流入させるコストが高いことを意味します。そのため、広告の費用対効果は低くなるケースが多いです。

CPCを低く抑えるには、リスティング広告の品質を上げ、なるべく検索結果の上位に表示させましょう。よりユーザーにとって魅力的な広告内容を考え、ニーズに合ったキーワードの選定が重要です。

CPA(獲得単価)

CPAはCost Per Acquisitionの略で、コンバージョン1件あたりの獲得に要するコストを示す指標です。以下の計算式で算出されます。

CPA=広告コスト÷コンバージョン数

CPAが低いことは、コンバージョン獲得に要するコストが抑えられ、広告の費用対効果が高いことを意味します。CPAが高いことは、コンバージョン獲得に要するコストが高騰しており、広告を通じて得られる成果が少なくなっていることを意味します。

CPAを安く抑えるには、まず予算や入札価格など広告を掲載するための設定が適切かどうかを見直しましょう。また、コンバージョン数を増やすことで、必然的にCPAは下がります。

ROAS(費用対効果)

ROASはRetrun on Advertising Spendの略で、広告費全体に対する売上の割合を示す指標です。以下の計算式で算出されます。

ROAS (%)=売上÷広告費×100

ROASが高いことは、広告の効果が高く、売上につながっていることを意味します。ROASが低いことは、売上が広告料を下回り、赤字につながっている可能性を示します。

低い理由はさまざま考えられるので、広告文の内容やキーワード選定やターゲティングなど、観点から広告戦略全体を見直して改善する必要があります。

ヤフーのリスティング広告で効果測定する方法

最後に、ヤフーのリスティング広告で効果測定をおこなう方法を解説します。

コンバージョン測定の仕組み

ヤフージのリスティング広告では、広告管理ツールでコンバージョンを測定し、確認できます。Webサイトに「コンバージョン測定タグ」を設置し、コンバーョンを計測しましょう。

コンバージョン測定タグには、特定のWebページを訪れたインターネットユーザーがCookieの情報に基づき、過去に自社の広告をクリックしたか調べる機能があります。「商品の購入完了」や「問い合わせ送信完了」など、コンバージョン発生後に表示されるページにコンバージョン測定タグを設置することで、広告をクリックしたユーザーがそのページに到達した際に、コンバージョンの発生を確認できます。

以下の動画では、コンバージョンをわかりやすく解説しているので、併せてご覧ください。

Yahoo!広告 公式ラーニングポータル「【検索広告入門】コンバージョンとは何か

コンバージョン測定の設定方法

コンバージョン測定の設定方法を簡単にご紹介します。

1. 広告管理ツールの右上にあるスパナマークのアイコンをクリック
2. メニューが表示されたら、「コンバージョン測定」を選択
3. 「コンバージョン設定を作成」ボタンをクリック
4. 「コンバージョン名」「コンバージョン種別」「コンバージョン測定の目的」などの項目を入力
5. 「コンバージョン測定の作成」を選択

このとき、「サイトジェネラルタグ」「コンバージョン測定補完機能タグ」および「コンバージョン測定タグ」の3つが作成されます。サイトジェネラルタグとコンバージョン測定補完機能タグの2つに関しては、タグの内容をコピーし、 Webサイトのすべてのページに設置します。コンバージョン測定タグは、コンバージョン達成時に表示されるWebページに設置します。

6. コンバージョン測定タグを貼り付けたファイルを保存
7. Webサーバーにアップロードし設定完了

詳しい設定方法は以下でも確認できるので、あわせてご参照ください。

Yahoo!広告ヘルプ「ウェブサイトのコンバージョン測定を新規設定する

まとめ

リスティング広告の効果測定は、広告効果を最大化し、運用コストの改善を図るなどの重要な役割を担っています。効果測定を実施する前に、コンバージョン、ペルソナ、予算、目標値などの必要な設定を済ませておきましょう。

効果測定で見るべき主な指標はIMP(広告表示回数)、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CPC(クリック単価)、CPA(獲得単価)、ROAS(費用対効果)の6つがあります。各指標を考慮すれば、広告の成果が伸び悩む場合、適切な対応ができるようになります。

Yahoo!広告では、広告出稿準備から効果測定まで、わかりやすい情報提供と充実のサポートでお客様の広告運用をご支援します。また、Yahoo!広告のアカウント作成後は、コンバージョン設定代行サービスをご利用いただけます。リスティング広告の利用をお考えの際は、ぜひご検討ください。

Yahoo!広告 公式ラーニングポータル「広告効果を可視化するコンバージョン測定とは?<マニュアル付き>

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